こんにちは、メイです。

今日は、少し勇気のいるお話をしようと思います。それは、「精神障害者保健福祉手帳 (いわゆる**障害者手帳)」のこと。

私は2023年にパニック障害と診断され、しばらくして「精神障害者手帳3級」を取得しました。でも、申請するまでは本当に、本当〜に迷いました。

「手帳を持つ=自分は障害者なんだ」って認めるのが怖かったからです。

今回は、私がなぜ手帳を取る決めたのか、そして実際に持って感じたメリットと心の変化について、等身大な視点で書きたいと思います。

手帳の申請を迷っていた理由

正直に言います。最初は「手帳なんて、一生自分には関係ないもの」だと思っていました。

  • 「まだ頑張れるし、障害者っていうラベルを貼られたくない」
  • 「手帳を持っていることが会社や周りにバレたらどうしよう」
  • 「自分より大変な人がいるのに、私がもらってもいいの?」

そんな風に、自分の中で「障害」という言葉をすごく重く、ネガティブに捉えていたんです。

でも、体調が悪くて働けなくなったり、通院費や薬代がかさんでいったりする中で、経済的な不安が日に日に大きくなっていきました。そんな時、クリニックのソーシャルワーカーさんに「手帳は『助けて』というサインではなく、『自分らしく生きるためのツール』だよ」と言われたことが、私の背中を押してくれました。

精神障害者手帳3級を取得して感じたメリット

実際に取得してみて、「もっと早く知っておけば良かった!」と思うメリットがたくさんありました。3級でも受けられる主な恩恵を紹介します。

1. 税金の控除(これが一番大きかった!)

所得税や住民税の「障害者控除」が受けられます。 働いている方はもちろん、私のように休職や失業をしている場合でも、家族の扶養に入っているなら家族の税金が安くなる場合があります。

経済的な不安が少し和らぐだけで、心の余裕が全然違います。

2. 公共交通機関の割引

地域によって異なりますが、バスや地下鉄の運賃が半額になったり、助成があったりします。 私は電車に乗るのが怖くてタクシーを使うこともあったのですが、手帳のおかげで移動手段の選択肢が増え、外出へのハードルが少し下がりました。

3. 公共施設の利用料割引

美術館、動物園、映画館などの公共施設の入場料が本人(+同伴者)割引になります。 「今日、ちょっと体調がいいかも」という時に、安く映画を観に行けるのは、私にとって最高のリフレッシュになりました。映画館の「障害者割引」は1,000円になることが多いので、かなりお得です。

4. 携帯電話料金の割引

大手キャリアなら「ハートフレンド割引」などの名称で、基本料金が大幅に安くなります。 毎日使うスマホの固定費が下がるのは、本当に助かっています。

5. 障害者雇用枠での就労

手帳があれば、障害者雇用枠に応募できます。 一般枠での就労に不安を感じていた私にとって、「最初から自分の特性を理解してもらえる環境」があるというのは、大きな安心材料でした。

デメリットはあるの?

「手帳を持つことのデメリット」も気になりますよね。

私の経験上、「持っているだけ」でデメリットになることはありません**。

  • バレないの?: 自分から見せない限り、周りや会社にバレることはありません。
  • 更新は?: 2年ごとに更新が必要で、そのたびに診断書代がかかります。(これは確かに少し面倒…)
  • 返却できる?: 体調が良くなって必要ないと思えば、いつでも返却できます。一生持ち続ける必要はありません。

最大のデメリット(というか壁)は、「自分のプライドとの戦い」だけだった気がします。

取得してみて変わった「心の持ちよう」

手帳が届いた日。青い手帳を手に取って、じーっと眺めました。

「ああ、私は一人で頑張りすぎてたんだな。社会に助けてもらってもいいんだな」

不思議と、あんなに怖かった「障害者というラベル」が、「社会からのサポートチケット」に見えてきました。

手帳があるからといって、私の価値が下がるわけじゃない。むしろ、自分の弱さを認めて、賢く制度を使いながら生きていく強さを手に入れたんだ、と思えるようになったんです。

おわりに

もし、今この記事を読んでいて「手帳どうしようかな」と迷っている方がいたら、伝えたいです。

手帳は「あなたはダメな人です」っていう証明書じゃありません。 あなたが、暗いトンネルの中から少しでも楽に抜け出すためのライト」のようなものです。

申請するかどうかは、あなたのタイミングで大丈夫。 でも、「こういう選択肢があるんだ」と知っているだけでも、心が少し軽くなるはずです。

完璧じゃなくても、制度を頼りながら、一緒にボチボチ歩いていきましょう😊

もし手続きのことで分からないことがあったら、クリニックの受付の方や、お住まいの地域の役所に相談してみてくださいね。

メイでした!


※制度の内容や割引率は自治体や事業者によって異なります。最新の情報は、お住まいの地域のHPなどで確認してくださいね。