目次
パニック障害とは?
パニック障害って、突然激しい不安や恐怖に襲われる病気です。私も最初は「パニック障害って何?」って思ってたんだけど、実際に経験してみて、そのつらさがよく分かりました。
パニック障害の特徴は:
- 突然パニック発作が起こる
- 発作の原因がはっきりしない
- また発作が起こるかもしれないという不安(予期不安)が続く
- 発作を避けるために行動が制限される
私の場合、2023年にパニック障害と診断されて、それから1年近く向き合ってきました。
私が実際に感じたパニック発作の症状
身体的な症状
心臓がドキドキする 心拍数がすごく早くなって、心臓が飛び出しそうな感じでした。「心臓発作?」って思うくらい激しくて、救急車を呼ぼうかと迷ったことも。
息ができない 呼吸が浅くなって、空気が入ってこない感じがしました。過呼吸になって、手がしびれることもありました。
めまいと吐き気 立っていられないくらいのめまいがして、吐き気も止まりませんでした。座り込んでしまって、動けなくなってしまいました。
手足の震え 手や足が震えて、コントロールできませんでした。字を書くこともできなくて、とても不安でした。
冷や汗 急に冷や汗が出て、服がびっしょりになりました。暑いわけでもないのに、汗が止まらなくて。
精神的な症状
死ぬかもしれない恐怖 「このまま死んでしまうかもしれない」って思って、すごく怖かったです。救急車を呼ぼうか、病院に行こうか、本当にパニック状態でした。
現実感の喪失 周りのことが現実に感じられなくて、「これは夢なんじゃないか?」って思いました。自分が自分じゃないような感覚でした。
コントロールできない感覚 自分の体や心をコントロールできなくて、とても無力感を感じました。「どうしようもない」って思って、泣いてしまいました。
パニック発作が起きた時の状況
最初の発作
最初のパニック発作は、大学の授業中に起きました。特に何かあったわけじゃないのに、急に心臓がドキドキし始めて…。
最初は「緊張してるのかな?」って思ったんだけど、どんどん症状がひどくなって、授業を抜け出してしまいました。トイレで一人で震えて、30分くらい動けませんでした。
電車での発作
電車に乗っている時に発作が起きたこともあります。急に息ができなくなって、次の駅で降りてしまいました。それから電車に乗るのが怖くなって、しばらく電車を使えませんでした。
友達との約束で
友達との約束の前に発作が起きて、キャンセルしてしまったことも。友達には「体調不良で」って言ったけど、本当はパニック発作が怖くて外に出られませんでした。
周りの人に理解してもらう方法
1. まずは信頼できる人に話す
最初は家族に話しました。「パニック障害になった」って伝えると、お母さんは「そんな大げさな…」って言ったけど、お父さんは「一緒に病院に行こう」って言ってくれました。
2. 症状を具体的に説明する
「パニック障害」って言っても分からない人が多いので、具体的な症状を説明しました。
「突然心臓がドキドキして、息ができなくなって、死ぬかもしれないって思う病気なんだ」って伝えると、理解してもらえました。
3. 発作が起きた時の対処法を教える
周りの人には、発作が起きた時の対処法も教えました。
- 無理に励まさない
- 一緒にいてくれる
- ゆっくり呼吸するように促す
- 病院に連れて行く
4. 理解してもらえない場合の対処
中には「気の持ちようでしょ」って言う人もいました。そういう人には、無理に理解してもらおうとせず、距離を置くようにしました。
5. 専門家の意見を伝える
「お医者さんが病気だって言ってる」って伝えると、理解してもらえることが多かったです。専門家の意見は説得力があります。
パニック障害の原因と特徴
原因
パニック障害の原因は完全には分かっていませんが、いくつかの要因が考えられています:
遺伝的要因 家族にパニック障害の人がいると、発症しやすいと言われています。
ストレス 大きなストレスや環境の変化がきっかけになることがあります。
脳の機能異常 脳内の神経伝達物質のバランスが崩れることが原因の一つと考えられています。
特徴
予期不安 また発作が起こるかもしれないという不安が続きます。私も「今度はいつ起きるんだろう」って、いつも不安でした。
回避行動 発作が起きそうな場所や状況を避けるようになります。電車や人混み、エレベーターなど、避ける場所が増えていきました。
パニック発作の対処法
発作が起きた時
深呼吸をする ゆっくりと深く呼吸をして、心を落ち着かせます。4秒で吸って、4秒で止めて、4秒で吐く「4-4-4呼吸法」が効果的でした。
現実に集中する 「今は2024年1月30日、私は家にいる」など、現実のことを思い出して、現実感を取り戻します。
体を動かす 軽く体を動かしたり、手を握ったりして、体の感覚を意識します。
予防法
規則正しい生活 睡眠、食事、運動を規則正しくして、体調を整えます。
ストレス管理 ストレスを溜めすぎないように、適度に発散します。
薬物療法 医師の指示に従って、適切な薬を服用します。
よくある質問
パニック障害は治りますか?
はい、適切な治療を受けることで、パニック障害は治ります。私も治療を続けて、今は発作が起きる頻度がかなり減りました。
パニック発作はどのくらい続きますか?
通常は10分から30分程度で治まります。私の場合は、長い時で1時間くらい続いたこともありました。
パニック障害の人は普通に生活できますか?
はい、治療を受けて対処法を身につければ、普通に生活できます。私も今は大学に通って、友達とも会えるようになりました。
周りの人はどう接すればいいですか?
理解しようとする姿勢を持ち、発作が起きた時は落ち着いて対処してください。無理に励ましたりせず、一緒にいてあげてください。
今思うこと
パニック障害って、本当につらい病気でした。でも、適切な治療を受けて、周りの人に理解してもらうことで、少しずつ良くなっていきました。
同じような病気で悩んでる人へのメッセージ…一人で抱え込まずに、まずは病院に行ってみてください。そして、周りの人に話してみてください。理解してもらえる人がきっといます。
パニック障害は治る病気です。完璧じゃなくても、少しずつ前に進んでいけばいいと思います。
おわりに
パニック障害って、突然襲ってくる恐怖で、本当に怖い病気です。でも、正しい知識と対処法を知っていれば、きっと乗り越えられます。
もし周りにパニック障害の人がいたら、理解しようとして、支えてあげてください。そして、本人がパニック障害で悩んでいるなら、一人で抱え込まずに、専門家に相談してみてください。
私もまだ完璧じゃないけど、少しずつ前に進んでいます。同じようなことで悩んでる人がいたら、一緒に頑張りましょう。
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この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。一人で悩まずに、周りの人や専門家に相談してみてくださいね。